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Carat(重量)

ダイヤモンドのジュエリーに必ずついている「ct」という単位は、「Carat(カラット)」の略称です。
ダイヤモンドの重さは、カラットで計ります。(1カラット=0.2g)
カラット数が大きくなると見た目も大きくなりますので、勘違いされている方も多いのですが、
ダイヤモンドのカラット数というのは、実は"大きさ"ではなく"重さ"の単位なんですよ。
大きいほど魅力的に感じますが、ダイヤモンドの価値はカラットだけで決定されるわけではありません。
カットやカラーなどの4Cすべてにおいてバランスよく優れていることが、美しいダイヤモンドの条件なんです。



Cut(研磨)

ダイヤモンドのプロポーション(形と仕上げ)のことです。
ダイヤモンドは、それ自体が光を発するわけではなく、まわりから光を受けてキラキラ輝きます。
プロポーションが悪いとうまく反射できないため、その分輝きがおちてしまいます。
このカットグレードがダイヤモンドの輝きを大きく左右するため、結構重要なポイントになるんですよ。

よく目にする、まるいかたちの"ラウンドブリリアントカット"は、
エンゲージリングだけでなく、ファッションリングでも人気のカットです。
こちらのカットを例にご説明させていただきますね。

ブリリアントカット

ブリリアントカットの場合、もっとも美しく輝くと理論的に証明されている58面(キューレット面を除くと57面)にカットされています。
それぞれの面(ファセットと言います)の角度などが、細かい比率で定められています。

なお、カットグレードは、以下の5段階で評価されます。

Excellent Very Good Good Fair Poor
エクセレント ベリーグッド グッド フェアー プアー

エンゲージリングなどで人気のある0.3ct以上の大きなダイヤモンドの場合【Excellent】がオススメです。
エタニティリングなどのように、ダイヤモンドを地金に埋め込んでしまうデザインや小さめの石の場合は【Very Good】でも十分キレイですよ^^
(Very Goodは、世界中の宝飾店で、エンゲージリング用のダイヤモンドとしてオススメされています。)

※この【Excellent】の中でも、細かく3つの段階に分かれています。
ルミネックレス》には、その一番上のランク【3EX H&C(トリプルエクセレント ハートアンドキューピッド)】のものを使用しています。(2016年10月現在)



Color(色)

通常、純白色から黄褐色に近い色までを数段階に分類し、等級をつけています。
無色透明の【D】(純白色)は最高級とされており、価格もさることながら、なかなか出会うことができません。
一般的に、ファッションジュエリーで使用されているダイヤの、純白またはホワイトとされているのは【I・J・K・L】が多いようです。

色の判定は大変むずかしく、裸石(ルース)の状態でないと正確な判定はできないと言われています。
和田弥太郎氏著の『宝石の鑑定』によると、「高級品と下級品の差は、清水と薄めたお茶をそれぞれコップに入れて見比べるようなもの」だそう。
つまり、地金にセッティングされたカラーグレーディングの判別は、素人には大変見分けにくいものなのです。

カラーグレード

この他に、ブルー・イエロー・ピンク・グリーンといった"ファンシーカラーダイヤモンド"もあります。
これらは稀少価値が高く、特にピンク・ブルーは小さなものでも驚くほど高額になります。
天然色ではなく、コーティング処理で色づけしているものもありますので、購入の際にはその点を必ず確認してくださいね。

※当店では"天然ホワイトダイヤモンド"と記載している通常のアイテムには【HおよびI】カラーを、ブライダルリングには【G】カラーを使用しています。(2016年10月現在)



Clarity(透明度)

多くの方が、カラットについで、このクラリティーを気にされるかもしれませんね。

天然の石ですから、ほとんどのダイヤモンドには、先天的なキズがあります。
肉眼でも確認できるキズから、熟練した専門家が適切な光源の下で10倍に拡大しても発見できないキズまで11段階に分かれています。

グレード

完全な無キズの【FL(フローレス)】は、この世にはほぼないと言ってよいほど珍品とされています。
ですので、市場に出回っている最高品質のグレードは【IF】ではないでしょうか。(こちらも稀少性が高いものですが)
そして【I1】以下のクラスは、安価なファッションジュエリーで多く使われています。

内包物にもいくつか種類があります。
クラック(割れや欠け)、カーボン(黒い内包物)、フェザー(羽根状に見える割れ)などなど・・・十数種類。
キズの位置によっても見え方が変わってきます。
もちろんキズなどがないものが良いですが、カーボンのあるものはカラーが良い場合が多いですし、
フェザーや気泡などはそんなに気にならない場合もあります。
肉眼ですと、【FL】から【VS】は、ほぼ見た目に変わりはありません。
個人的には、大きな石や婚約指輪などでない限り、あまりクラリティーにこだわりすぎなくても良いと思っています。

※当店では【I1〜I3】のお取り扱いはありません。
ブライダルリングにはすべて【VS2】クラス以上のものを使用しております。(2016年10月現在)








店長 ブライダルジュエリーはともかく、ファッションジュエリーを買われる際、多くの方が、ダイヤのランクよりも、見た目のかわいさやデザイン、そのコンセプトなどに心を奪われるのではないでしょうか。
以前、私が大手ファッションジュエリーブランドで購入したダイヤのリングは、限りなくブラウンダイヤに近く、キズも多いものでした。(ここだけのおはなし、結構なお値段でしたよ。)でもそのブランドが好きで、リングのデザインをとても気に入っていたので、その後も気にせず愛用しています。

特に"ホワイトダイヤモンド"とうたっていないブランドもたくさんありますが、デザインや価格が気に入ったならそれでOK!
その出会いやトキメキを大切にすればよいのではないでしょうか。
ただ、悲しいかな、キュービックジルコニアなどの人工石に“ダイヤモンド”と名前を付けて販売している業者もありますのでご用心ください。(もちろん、工房cobacoでは天然石以外にダイヤモンドと付けるようなことは一切おこなっていません。)

あまり数字にとらわれず、みなさんお気に入りの一品を見つけてくださいね^^





※以上、かなり簡潔に説明しています。
エンゲージリングなど高価な商品をお求めの際の選定基準など、詳しく書かれている専門のサイトもたくさんありますので、
もっと詳しくお知りになりたい方は検索してみてくださいね。

(参考文献:『宝石の鑑定』和田弥太郎著)

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